さて、記念すべき一回目は「応援」の話。
昨夜の様に、会場が分かれてボクシング興行が開催、テレビも裏番組がいくつも重なり、どれを観るべきか、どこへ行くべきか、誰を応援すべきか…悩んだ方も少なくないでしょう…
私はリングアナを務めさせていただきながら、いつもリング上、リングサイドで、各選手への熱心な応援、声援を体感しています。
声援《聴覚》の効果もさる事ながら、応援グッズ《視覚》の効果も侮れません。入場時の幟(のぼり)、揃いのTシャツ、タオル…
バルコニーに所狭しと飾られる横断幕は、かつては背にした自陣側への掲示だったのが、最近は反対側、つまりインターバルに座った時に目に入る位置に掲げる工夫が見られますね。わずか1分間の休息中に、あの横断幕で息を吹き返した選手は少なくない筈です。
応援は、その対象選手にプラスになるばかりでなく、声を出す事でその方自身のストレス発散効果も期待出来ます。
選手の勝利と、あなたの健康の為に、ぜひ試合場で、ライヴ応援を!
ところで、少し前になりますが(2/27)、川崎市とどろきアリーナでの世界戦での事。
挑戦者、黒田雅之選手が所属する川崎新田ジムの地元から、サッカーJリーグ(J1)「川崎フロンターレ」サポーターが大応援団として試合場を埋め尽くして下さいました。黒田選手は心強かった事でしょう!
対戦相手のチャンピオン、ファン・カルロス・レベコ選手(アルゼンチン)は、さぞやアウェー感が高まり心細かった…と思いきや、
「こんなに私を歓迎してくれて嬉しい…」…と。
メンタルの強い選手は、あらゆる環境を自分のものにする力を備えています。
レベコ選手の母国アルゼンチンは、あのマラドーナを生み、メッシの生まれ故郷。言わずと知れたサッカー王国。サッカーの応援ムードはアウェーどころか郷愁を誘い、さらには…事もあろうに、フロンターレのチームカラー「アズールブルー(水色)」は、アルゼンチンの国旗色ではないか!
会場の色もムードもチャンピオンを応援する、裏目に出る結果に…
バルセロナ五輪のマラソン女子で、有森裕子選手が沿道で絶え間なく叫ばれる「アニモ!(現地スペイン語で『頑張れ!』の意)」を、自分への声援「アリモリ」に聞き違えながら好走して銀メダルを獲得した逸話を思い出した次第…
『成功は、勘違いから始まる』

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