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 2月4日 東京・後楽園ホール 日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
日本1位・OPBF3位
中川大資(帝拳)
なかがわ・だいすけ
〇TKO10R0'39''● 日本3位・OOPBF13位
切間庸裕(折尾)
きりま・ようすけ

1977年10月8日(34歳)/東京都江戸川区 生年月日/出身地 1984年8月22日(27歳)/長崎県東彼杵郡
182p 身長 180cm
アマ戦績・実績
1997年2月 プロデビュー 2006年11月
22戦18勝14KO2敗2分
2008年最強後楽園優勝
2009年2月、沼田康司に判定勝ちで日本ウェルター級王座獲得
2010年 3度防衛後、王座返上

プロ戦績・実績 17戦14勝10KO1敗2分
2007年西部日本新人王
右ボクサーファイター タイプ 右ボクサーファイター
97年にデビューしたが、新人王トーナメントに敗れた後はリングを離れた。03年12月に現役復帰。日本チャンピオンとなる 特記

 元ウェルター級のチャンピオン中川が階級を上げて2階級制覇に挑む。相手の切間は、東京初見参。2引き分けを挟んで11連勝をマークしており、まだ見ぬ強豪のパフォーマンスもたのしみである。中川はスロースターターながら、持ち前の強打で混戦から抜け出すのがいつものパターン。今回もラウンドが進むほどに、この元ウェルター級王者が自らのペースに相手を巻きこんでいくのではないか。
(宮田)
戦評

  
 中川が追い、切間は左を出しながらアウトボクシング。4回終了間際に中川の左ショートがクリーンヒット。中盤から切間の動きにキレが出て、6回は右ボディブローを効かせた。が、7回以降、切間は失速。中川の右クロスが目立ちだす。9回中盤から切間が力を振り絞り、反撃をしかけたが、最終10回、切間が出たところに中川が左ショートをジャストミート。キャンバスに大の字に落下した切間を見て、レフェリーが試合終了を告げた。
※中川がタイトル獲得。2階級制覇に成功